SPFのツーバイ材、ワンバイ材が歴史的品薄!高騰中!ベッド製作もピンチに!
このブログは「SPFのツーバイ材、ワンバイ材でベッドを作ろう!」というコンセプトでスタートし、Kindleのベッド製作本を「予算1万円!」などと銘打って、多くの皆様にKindle本をご購入いただきました。
そのSPF材の供給が歴史的にピンチに陥っているようです。
~以下、引用~
カナダ産SPF材の4~6月期の輸入価格がJグレードで1000㌦(1000BM)超、前期比4割の上昇を示し、歴史的な高値が進行している。(中略)2×4コンポーネント事業は利幅が薄く、原材料の高騰は事業継続にかかわる非常事態だ。ただ企業の事情はさまざまで、「販売価格の上げしかない」との認識は一致するが...(以下略)
実際ホームセンターのSPF材売り場を見ても、状況の深刻さを物語っています。
↑スーパービバホーム蕨錦町店様にて
こんな表示があり、市場の在庫自体も品薄になってきている状態を示しています。
いろいろ調べると、主な要因としては下記のようですね。
ちなみに、上記はスーパービバホーム蕨錦町店で2021/4/18に調査した価格ですが、一昨年の2019/2/17にスーパービバホーム東久留米店で価格調査したときは同じ材料がこんな値段でした!
2019年当時、スービバ東久留米店はグランドオープン翌日に行ったので(蕨錦町店はオープン約1か月後の調査)、「オープンセール価格」だったのかもしれませんが、なんとその価格は598円->858円、と何と1.4倍に!
偶然かもしれませんが、上の記事での「輸入価格の4割の上昇」がそのまま価格に転嫁されているような形になってしまっていますね。
これからベッドづくりをされる方、先に謝っておきます!ごめんなさい!
実は、ベッド製作本を購入いただいた方のAmazonのレビューにも、「1万円では材料が揃わない!」というコメントはチラホラありました。
それでも、去年の前半くらいは安いところを探せば、1万円ギリ!くらいの店は私も確認していたのですが、さすがに現在の状況では「予算1万円!」でのロフトベッド製作は難しいかもしれません…。
「宣伝に偽りあり」になってしまった皆様、もしくはこれからなる予定の皆様、本当に申し訳ありません。
書名の変更も検討したのですが、やはり「予算1.3万円!」とかになると、本としてのインパクトが薄れ、気持ち的にちょっと踏み切れない状況です。
今後、木材価格がどう動くかは私も木材の専門家ではないので分かりませんが、今後再び輸入量が増加して、価格が下がることを期待しています。
もちろん、4割価格が上がって、1万円→1.4万円に材料費がなったとしても、ロフトベッドの完成品を買うのに比べれば、DIYの価格優位性は変わらないはずです。
そもそも木材価格が上がれば、組立品の価格も上昇するはずですしね。
ひょっとすると今後さらに材料価格が上昇することも考えられますので、作るかどうか迷っている方は早めに動いた方がいいかもしれません。
2022/1 追記
残念ながらこの記事の後、さらに上昇してしまったようです。
詳しくは下記の追跡記事をご覧ください。
2021年の「ウッドショック」でツーバイ材・ワンバイ材はいくら値上がりした !? カインズとスービバで2019年と比較してみた
【悲報】いまだ収束は遠い!? ウッドショック後のカインズ2021/9 -> 2021/12のわずか3カ月でSPF材がさらなる高騰!
と、いうことで多少材料費は上昇してしまったかもしれませんが、引き続きベッドDIY,ご検討ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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